top of page
Ayako Hirano

Web3とその未来

7月25日・26日に東京国際フォーラムにて、アジア最大規模となるWeb3のコンフェレンス「WebX」が開催されました。

ブロックチェーンプロジェクトのCEO、主要プレーヤー、政府関係者、著名人が登壇する基調講演やトークセッションが行われたメインイベントや情報収集や関係者の交流会などのサブイベントと幅広いプログラムが組まれ、さまざまな参加者が自分の興味関心に合わせてコンフェレンスを楽しめるようになっていました。


中でも目を引いたのは、岸田文雄総理大臣のビデオメッセージ、自民党政務調査会長萩生田光一議員のWebX開会挨拶、経済産業省西村康稔大臣の来賓挨拶と政府関係者の登壇が相次いだ点で、日本政府としてもWeb3の発展に向けて官民一体となって進めていこうという姿勢が表れていました。また日本を含めアジアが今後Web3の大きなポテンシャルとして見られていることも実感しました。


私自身はお恥ずかしながら、これまでWeb3やブロックチェーンというものを身近に感じたことがなく、基本的にWeb3とは何なのか、どんなメリットや発展が社会や個人にもたらされるのかをよく理解していませんでした。なんだか難しいそうだし、形もないし、よくわからないなあというのがこれまでの正直な気持ちでした。コンフェレンスの中で何度も出てきた課題は「Mass Adapotion」であり、「Web3をいかに社会浸透させていくか」ということ。つまり、私のような人が社会にはまだまだ多くいて、理解が進んでいないために、大きな可能性を秘めているにも関わらず、個人がメリットを享受し社会変革の機会があることを実感する人が現在は限られていると思われます。


このコンフェレンスで「非中央集権的」特徴をもつWeb3によってもたらされるであろう自分の生活への具体的な変化に気づくことができました。今回のWebXのようなコンフェレンスやイベントが今後も開催され、Web3に直接かかわる関係者だけでなく、一般の人にもそのコンセプトや活動がもっと理解され身近に感じられる未来を期待せずにはいられません。

閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

謹賀新年

Comments


bottom of page