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Ayako Hirano

音声録音のススメ

先日、このホームページにボイスサンプルを追加しました。

同時通訳したウェビナーの音声を添付していますので、通訳をご検討される際に参考にしていただけると幸いです。


このウェビナーだけでなく、通訳音声の録音の機会が増えてきました。

録音された自分の声を聴くのは、最初のころは慣れませんでしたし、今でも反省点がたくさんあります。


ただ、自分の声を録音することは、語学の学習やプレゼンテーションの練習で利点があり、

客観的な視点で自分の話し方を分析するには、音声録音が適しています。


自分で録音している時は、ただ話しているよりも、うまく話そうという意識が働くので、人前で話すような緊張感が出てきます。まずは緊張感に慣れるという意味で有効です。


それから、自分の声が実際にどんな風に他の人に聞こえているのかが、わかります。

私たちが普段聞いている自分の声というのは、人に聞こえている声と実際は違います。

それが自分の想像と違っていることを、録音音声で初めて知ると、「え、私ってこんな声なの?」と驚くことも多いかもしれません。実際私がそうでした。

また、使用するマイクの性能によっても、音質は変わってきますが、録音音声を聞くことで自分の声がどんな印象を与えるのか気づくよい機会となります。


また、普段気づいていない話し方のクセが、録音音声ではしっかりと出てきます。

例えば、語尾がのびる、「あ~」や「え~」が文頭に入る、気づかないうちに同じ言葉を繰り返しているなど、話しながら聞いていると、これらに気づくのは難しいと思います。そのクセを直すのはすぐには難しいかもしれませんが、意識を向けるだけで、かなり変わってきます。



今はスマホやPCで録音が手軽にできるようになりました。まずは軽い気持ちで好きな本や記事の音読をしてみて、自分の声に慣れるのもよいと思います。また人前で話したり、プレゼンテーションを行う練習に録音し聞き返してみると、最初は驚きや恥ずかしさがあるかもしれませんが、自分の話し方を知るよい機会となるので、ぜひおすすめしたいです。






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