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Ayako Hirano

深夜からの大工事

1月7日、8日とJR山手線の外回り(池袋→大崎)が計画運休しました。

これは渋谷駅の山手線外回り線路を切り換えし、内回りも外回りも同じホームから乗車できるようにする工事を行うためです。

テレビで工事の様子が報道されていましたが、2日間で総勢4000人が工事に携わり、線路を一斉に突き動かしたり、プラットフォームの解体を行っている映像は圧巻でした。


私たちが普段目にする鉄道の施設は工事前も後も問題なく使えて当たり前。使えなければ大惨事につながります。そのために工事の際は、鉄道工事ならではの特殊な事情を反映する作業があり、綿密な計画と調整のもとに行われます。例えば、電車が運航されていない時間の確認、送電の停止、作業箇所の点検や使用機器の管理、様々な部門間の連携、近隣への振動や騒音の可能性のお知らせ、運休や振り替え輸送などです。

こういった事情を踏まえると、先日の渋谷駅の大工事を限られた時間の中で滞りなく進めるには、きっと気が遠くなるほど多くの労力と調整力が必要だったと想像します。


また渋谷駅の線路切換工事は段階的に行われてます。昔は埼京線と山手線はかなり離れていましたが、これも今回の山手線工事の前に工事が行なわれ、近くに移設されました。また次は線路とホームの高さをあげる工事も予定されているようです。

出典:JR東日本 プレスリリース 2022年10月18日


現在、渋谷は大規模再開発の真っ最中。今回の工事のように、渋谷駅周辺一帯で段階的に改良工事や開発が行われています。2027年の再開発完了まで、駅や周辺の建物や環境がどんな風に変わっていくのか楽しみです。






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