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Ayako Hirano

全国産業安全衛生大会

10月19日~21日に全国産業安全衛生大会が開催されます。

1932年に開始して以来81回目を迎えるこの全国大会では、講演会やシンポジウム、報告会が行われ、産業安全衛生の担当者約1万人が参加をします。



労働安全衛生の概念は、私たち誰もが仕事を行っていくうえで、欠かせないものでありながら、多くの人は特別に意識することは少ないかもしれません。しかし、私たちが当たり前に感じているかもしれない安全な職場というのは、意識的に努力をし作り上げられた歴史に支えられています。


日本の労働災害の歴史を振り返ってみると、1960年代をピークに減少をしてきました。自然に労働災害が減ってきたわけではなく、そこには、職場における安全を職場全体で取り組む意識付けとそれを支える手法の開発の広がりが大きく寄与しています。また、この手法や取組を海外にも広げる、または海外との交流流事業を通して互いに学び合うという事業も展開されています。


以前、この大会に通訳業務で関わらせていただきましたが、労働安全衛生とは周りや他の人に作ってもらうのではなく、自分たちで作り主体的に守っていくものなのだということを講演などを通して改めて感じました。私は個人で仕事をしている身ですが、この労働安全衛生の考え方は働く人すべてに当てはまるものであり、自分としても働き方を考えるようにもなりました。


今年の産業安全衛生大会の成功と、ますます活発な意見交換が行われ、あらゆる職場での安全衛生活動のさらなる向上が図られることを心から応援しています。



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